リビング続きのおしゃれなウッドデッキ事例|繋がりをフラット・段差ありにする場合のメリット・デメリット
※本コラムは、広く一般的な情報提供を目的としており、弊社のサービスに限らず、多くの方にとって役立つ内容を意識して執筆しています。
詳細なご相談や専門的なアドバイスが必要な場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
マイホームにリビング続きのウッドデッキを設置することを検討していて、リビング・ウッドデッキの繋がりを、フラット・段差ありどちらにするか迷っている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
また、デザイン性の高いウッドデッキを完成させたいですよね。
そこで今回は、茨城県全域で木材を活用した美しいデザインの注文住宅を建築しているノーブルホーム粋(SUI)が、次の項目をわかりやすく紹介します。
- リビング続きのウッドデッキ事例を見て、理想の完成イメージを明確にしましょう。
- リビング・ウッドデッキの繋がりをフラット・段差ありにする場合の、メリット・デメリットを確認しましょう。
- ウッドデッキ以外の選択肢として、テラス・バルコニー・縁側の特徴も確認してください。
- リビング続きのウッドデッキづくりを成功させるための、注意点も紹介します。
日常的に便利に活用できる&デザイン性の高いウッドデッキを完成させるために、ぜひ最後までごらんください。
目次
リビング続きのおしゃれなウッドデッキ事例
はじめに、リビング続きのおしゃれなウッドデッキ事例を紹介します。
リビング・ウッドデッキの繋がりをフラットにした事例、段差ありにした事例どちらも確認できます。
【フラット】坪庭のあるウッドデッキ
こちらは、リビングを斜めにカットしたような形状にしてウッドデッキを設置し、坪庭・屋外の景色両方を楽しめる空間を実現した事例です。
天井・フローリング・ウッドデッキの板の方向を合わせて、視線が室内から屋外へスムーズに通り抜けるよう演出しました。
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リビングから、ウッドデッキが坪庭を囲む美しい景観を楽しめます。
〈関連ページ〉和の家
坪庭のある住宅事例を、こちらの記事で確認できます。
〈関連ページ〉小さな坪庭のある玄関事例|失敗しない坪庭づくりのポイント、和風・洋風のレイアウトの違いも解説
【フラット】バーベキューで活躍するウッドデッキ
こちらは、リビング・キッチンとウッドデッキを繋げた事例です。
勝手口・ウッドデッキが直結しているので、庭でバーベキューをする際には、ウッドデッキを「食材の仮置き場として」「ベンチとして」など、多用途に活用できます。
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【フラット】アウトドアリビングになるウッドデッキ
こちらは、リビングを囲むように、広々としたL字型のウッドデッキを設けた事例です。
広いウッドデッキは、晴れた日にテーブルや椅子を出してアウトドアリビングとして活用できます。
また、こちらの住宅は窓を壁へ引き込む設計にしたことで、視界を遮らない洗練されたデザインが完成しました。
〈関連ページ〉大きな窓と障子が特徴的な和モダンの家
【フラット】フェンスでプライバシーを確保したウッドデッキ
こちらは、背の高いフェンスでウッドデッキを囲った事例です。
フェンスは目隠しになるほか、お子さま・ご高齢のご家族のウッドデッキからの転倒や、ペットの飛び出しを防ぐ役割も果たします。
〈関連ページ〉間取りの工夫でウッドデッキのプライバシーを高めた家
【段差あり】リビング土間と繋がるウッドデッキ
最後に紹介するのは、リビング土間とウッドデッキを繋げた事例です。
リビング土間は多用途に活用できる便利な空間ですが、掃除の手間が増える点がネックです。
こちらの住宅は、段差が外からの砂埃・虫などの侵入を防いでくれます。
〈関連ページ〉薪ストーブのある平屋
上画像の住宅は、薪ストーブを設置しています。こちらの記事で、薪ストーブの安全性を確認できます。
〈関連ページ〉薪ストーブは地震発生時に安全なのか|薪ストーブの安全を確保する設置方法、災害時・災害後の対応を解説
ノーブルホーム粋(SUI)には、今回紹介しきれなかった事例が多数あります。ぜひごらんください。
茨城県でデザイン性の高い注文住宅をご希望の方は、ノーブルホーム粋(SUI)へお問い合わせください。
景観を含めてデザインする、上質な注文住宅プランを提案いたします。
〈イベント情報〉
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※当社は過度な営業を一切行っておりません。ご安心ください。
リビングとウッドデッキの繋がりをフラット・段差ありにするメリット・デメリット
リビング続きのウッドデッキ事例を確認したことで、リビングとウッドデッキの繋がりをフラット・段差ありどちらにする場合もメリットがあることに、お気づきになった方が多いと思います。
フラット・段差ありの選択はご家族の使い勝手に合わせて検討する必要があるため、フラット・段差あり両方のメリット・デメリットも確認しましょう。
リビングとウッドデッキの繋がりをフラットにするメリット・デメリット
リビングとウッドデッキの繋がりをフラットにする主なメリットは、以下のとおりです。
- リビングが広く見え、開放感も生まれる
- 段差につまづく心配がない
- 車椅子・赤ちゃんが座るハイローチェアなどの移動がスムーズ など
ただし、砂埃・虫がリビングに侵入しやすくなる点がデメリットです。
リビングとウッドデッキの繋がりを段差ありにするメリット・デメリット
リビングとウッドデッキの繋がりを段差ありにする主なメリットは、以下のとおりです。
- 砂埃・虫の侵入をある程度防げる
- 段差を調整して、リビングから庭へ出る際のステップにできる など
ただし、段差があると、お子さま・ご高齢のご家族が移動するたびに、転倒事故が起きないように注意が必要な点がデメリットです。
茨城県でデザイン性と使い勝手を両立した注文住宅をご希望の方は、ノーブルホーム粋(SUI)へお問い合わせください。
ご家族のご要望に応じて、柔軟にデザイン・間取りプランを提案いたします。
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※当社は過度な営業を一切行っておりません。ご安心ください。
ウッドデッキ・バルコニー・テラス・縁側の違い
ここで、「ウッドデッキを希望しているけど、もっと使い勝手のいい屋外空間があるなら検討したい」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで次に、ウッドデッキとデザインが似ているテラス・バルコニー・縁側の特徴、ウッドデッキとの違いを紹介します。
ウッドデッキとは
ウッドデッキとは、地面から一段高くつくられた木製のデッキ(建物の外に設置する床)のことです。
船の甲板をモチーフにした空間のため、ある程度の面積を確保して設置します。
テラスとは
テラスも地面から一段高くつくられた空間のことですが、ウッドデッキは「室内空間の延長」というイメージで利用するのに対して、テラスは屋外空間として利用します。
コンクリートやレンガで土台を造作するのが一般的で、コンクリートの上にタイル・石・木材などを貼る場合もあります。
バルコニー・ベランダとは
バルコニー・ベランダは建物からせり出したかたちで床と囲いをつくる屋外空間のことで、バルコニーは屋根なし、ベランダは屋根ありです。
バルコニー・ベランダには囲いがあるため、ウッドデッキのように開放的なデザインとならないのが一般的です。
縁側とは
縁側は室内・屋外どちらにも設けることが可能で、一般的には奥行き90〜120cm程度のスペースです。
ウッドデッキは多用途に利用できる空間ですが、縁側は主に通路・軽く腰を掛けるスペースとして利用します。
こちらの記事で、縁側の種類を確認できます。
〈関連ページ〉縁側の室内(くれ縁など)・屋外(濡縁など)の種類|廊下との違い、メリット・デメリット、おしゃれな事例
茨城県で敷地をフル活用した注文住宅プランをご希望の方は、ノーブルホーム粋(SUI)にお問い合わせください。
室内・屋外を自然に繋げる、上質なデザインのプランを提案いたします。
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※当社は過度な営業を一切行っておりません。ご安心ください。
リビング続きのウッドデッキづくり4つの注意点
最後に、リビング続きのウッドデッキづくりを成功させるために、4つの注意点もご確認ください。
- デザインの決め方|板の向き、色など
- メンテナンス性を考慮して素材を決める
- プライバシー確保を重視する|間取りの工夫も必要
- 用途に合わせて設計する
デザインの決め方|板の方向、色
ウッドデッキは室内空間の延長として利用する屋外空間のため、内装・外装・外構とのデザインバランスを考慮する必要があります。
ウッドデッキのデザインを検討する際には、はじめに板の方向を決めましょう。
【板の方向ごとの特徴】
- リビングから見て縦方向:リビング空間に奥行きを感じるデザインとなる。
- リビングから見て横方向:室内空間との一体感を生み出しやすい。後からウッドデッキ材を追加しやすい点も魅力。
ウッドデッキの色は、リビングの内装と同系色を選ぶのが一般的です。
ただし、内装・外装・外構ともに無垢材の面積が大きく、ウッドデッキにも無垢材を使用する場合には、異なる木目・色味の木材を選ぶことで、デザインに変化を生み出しやすくなります。
具体的なデザインは、施工業者に相談しながら決めることをおすすめします。
メンテナンス性を考慮して素材を決める
ウッドデッキに使用できる素材・メンテナンス性は以下のとおりです。
- 無垢材:経年変化を楽しめるが、腐食対策・シロアリ対策が必要
- 樹脂のウッドデッキ材:腐食・シロアリ被害の心配がなく拭き掃除で美観を保てるが、人工的なデザイン
プライバシー確保を重視する|間取りの工夫も必要
「リビング続きのウッドデッキがある=大きな窓がある」のが一般的なので、外からの視線を遮る工夫が必要です。
ただし外からの視線を遮ると採光・通風を確保しづらくなるケースがあるため、間取りとウッドデッキの配置は同時にプランニングしましょう。
【外からの視線を遮る方法例、間取りの工夫例】
- ウッドデッキを柵で囲う
- ウッドデッキと通りの境に、壁を設ける
- 通りに面していない方角にリビング・ウッドデッキを配置する
- コの字型・L字型・ロの字型の間取りにして中庭をつくり、中庭にウッドデッキを設ける など
用途に合わせて設計する
ウッドデッキの用途を決めると、面積・設備などのプランを組み立てやすくなります。
【ウッドデッキの用途例】
- セカンドリビング:屋根を設けると日差しを気にせず過ごせる。照明を設けると、暗くなっても過ごしやすい。
- 物干し場:屋根を設けると、天候を気にせず洗濯物を干せる
- お子さまの遊び場:リビングとの繋がりをフラットにして、柵で囲うと安心
- ガーデニング:水栓を設置すると便利で、樹脂製のウッドデッキ材を使用すると土汚れなどがしみこまないので美観を維持しやすい など
こちらの動画で、リビング続きのウッドデッキを設けた住宅のルームツアーをごらんいただけます。
まとめ
リビング続きのウッドデッキ事例、リビングとウッドデッキの繋がりをフラット・段差ありにする場合のメリット・デメリットなどを紹介してきました。
ウッドデッキは、ご家族のライフスタイル・ご家族構成などに応じてつくることで、日常的に便利に活用できる空間となります。
また、ウッドデッキのデザインにもこだわると、リビングからの景観を楽しめる住宅となります。
今回紹介した情報を参考に、ご家族の暮らしの満足度が向上する理想のウッドデッキを実現していただけると幸いです。