家を要塞化する3つの防犯対策|玄関が見えない・高い塀で外から見えないなど外観デザインの事例も紹介

※本コラムは、広く一般的な情報提供を目的としており、弊社のサービスに限らず、多くの方にとって役立つ内容を意識して執筆しています。
詳細なご相談や専門的なアドバイスが必要な場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
家を建てるにあたって、「防犯性にこだわって家を要塞化しながら、おしゃれなデザインも実現したい」とお考えの方がたくさんいらっしゃると思います。
家の要塞化は、人通りが多い場所でも外からの視線を気にせず暮らせる環境づくりにも役立つので、この記事で紹介する住宅事例を参考にしていただけると幸いです。
今回は茨城県全域で多くのご家族の家づくりをサポートしてきた『ノーブルホーム粋(SUI)』が、完全な防犯対策を目指しながらデザイン性の高い家づくりをする方法を紹介します。
ご家族がずっと安心して暮らせる家を建てるために、ぜひ最後までごらんください。
目次
家を要塞化する3つの防犯対策

家を要塞化する際には、防犯対策を強化したうえで敷地内・室内を外から簡単に見通せないデザインの工夫が必要です。
はじめに、家づくりの際にぜひ取り入れていただきたい防犯対策を3つのポイントに分けて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- 防犯性能の高い玄関ドアを選ぶ
- 防犯性能の高い窓を選ぶ
- 外構の防犯対策を強化する
防犯性能の高い玄関ドアを選ぶ
侵入犯罪犯は、5分で侵入できない場合には7割が諦めるとされています。
〈参考〉警視庁 すまいる防犯110番
そのため、主な侵入経路である玄関ドアから簡単に侵入できないよう、防犯性能を高めることが大切です。
- ツーロック(同時に解錠しない場合、一定時間が過ぎると再施錠されるタイプもある)
- サムターン(鍵のつまみ部分)取り外し可能
- 鎌つきのデットボルト(かんぬき)
- シリンダーキー
- (玄関ドアにガラスが入っている場合)強度の高いガラス
防犯性能の高い窓を選ぶ
窓も、玄関ドアと同じように主な侵入経路です。
窓は鍵を簡単に解錠できないことに加えて、簡単にガラスを破壊できない製品を選びましょう。
- 「防災安全合わせ複層ガラス」など、簡単に破壊できない窓ガラス
- 外から開けづらいクレセント錠、脱着できるクレセント錠
また窓に面格子・シャッターを設置する防犯対策もありますが、以下のデメリットがあるため必要性を検討しましょう。
- 面格子:短時間で取り外せる格子もある
- シャッター:「シャッターを閉めることで留守を知らせることになる」といった点がネック
外構の防犯対策を強化する
外構とは敷地内の家以外の部分のことで、ご家族以外の方が敷地内に立ち入りづらい工夫をすることが大切です。
- 防犯砂利(踏むと大きな音が鳴る砂利)を敷く
- センサーライトを設置
- 防犯カメラを設置
- カメラ付きインターホンを使用
- 物置・植栽などは敷地内に死角が生まれないように設置
また、宅配業者等を装った侵入犯罪事件も発生しているため、来訪者との対面での接触をなるべく避ける対策をご家族で話し合っておくことも大切です。
- 在宅時でも必ず玄関ドアに施錠する
- インターホンで相手を確認したうえで、玄関ドアを開ける場合でもドアガードをかけたまま対応する
- 宅配ボックスを設置して置き配を依頼し、対面での受け取りを避ける
- 事前約束のない設備点検業者の来訪時には、所属企業に電話確認のうえで対応するかどうかを決める
新築後に「もっと防犯対策を意識して玄関ドア・窓・外構を検討するべきだった」と後悔しないために、紹介してきた防犯対策をぜひご検討ください。
茨城県でご家族が安心して暮らせるデザイン性の高い家づくりをご希望の方は、ノーブルホーム粋(SUI)へお問い合わせください。
ご家族が実現したいライフスタイルを丁寧に伺い、防犯対策が万全のプランを提案いたします。
家を要塞化した外観デザインの事例|玄関が見えない・高い塀で外から見えないなど
家を要塞化する際に必要な防犯対策を確認したので、次に「外から敷地内・室内を容易に見通せない家づくり」のポイントを紹介します。
実際の外観デザイン事例と一緒にご確認ください。
玄関が見えない家
侵入経路・外から敷地内の様子を把握する経路は主に玄関・窓なので、家の要塞化を目指す場合は、玄関・窓の「目隠しor配置の工夫」を検討する必要があります。
こちらは玄関を大きく目隠しするポーチをつくり、玄関の開閉時に外から室内の様子を見られることのないよう工夫した外観デザインの事例です。

〈関連ページ〉街並みのアイコンとなるシンボリックなコの字の平屋
こちらの記事で、外から室内の様子が見えない家の事例を確認できます。
〈関連ページ〉外から見えない家・庭の外観事例(平屋・2階建て)|カーテンなしで外からの視線を遮る方法、注意点を解説
高い塀に囲まれた家
高い塀は、物理的に侵入しづらい・外から室内を見通せない家づくりに役立ちます。
こちらは、高い塀を設けて通りから室内の様子を見通せないよう工夫した外観デザインの事例です。
「高い塀=圧迫感」というイメージをお持ちの方が多いと思いますが、明るい色を選択して植栽と組み合わせることで、軽やかな印象の外観となります。

〈関連ページ〉和の家
中庭のある家
中庭の形状は「コの字・L字・ロの字」の3種類で、中庭は少なくとも2面を囲う庭です。
周辺環境に合わせて中庭を設けることで、外からの視線を気にせず窓を開放して暮らせます。
こちらの住宅は玄関を木製の格子で目隠しして、通りからは室内の様子を一切うかがえない外観デザインとしました。

〈関連ページ〉格子と造作キッチンで木を感じるコの字の平屋
中庭側は、玄関側とは一変して窓が多く、開放的なデザインです。

〈関連ページ〉格子と造作キッチンで木を感じるコの字の平屋
外から見えない家
徹底して要塞化を実現したい場合には、外から開口部が一切見えない家づくりも可能です。
こちらの住宅は、通りに面した窓や玄関ポーチを完全に囲い、ブラック一色の外壁と木目・間接照明を組み合わせることで、和モダンな外観デザインとなりました。

〈関連ページ〉環を描く和の家
こちらの住宅は、鑑賞して楽しめる坪庭がある点も魅力です。坪庭のある家の事例を、こちらの記事で確認できます。
〈関連ページ〉「モダンな住宅×枯山水の坪庭」のおしゃれな事例|枯山水のつくり方、坪庭のメリット・デメリットなど解説
2階の窓から侵入できない家
2階の窓からの侵入を防ぐためには、敷地内に足場になるものを置かないことが大切です。
こちらの住宅は玄関ポーチ・ガレージを覆う大きな屋根で敷地内・敷地外を明確に区分していますが、屋根が2階にアクセスする足場となる可能性があります。
そこで2階の窓に木製の格子を設置し、デザイン性を高めるとともに防犯対策も強化しました。

〈関連ページ〉築0年の古民家 | 茨城県の和の注文住宅
古民家のデザインの住宅を新築可能です。こちらの記事で事例を確認できます。
〈関連ページ〉新築の古民家風住宅を紹介|外観・内装の施工例、費用が高くなるポイント、ハウスメーカーの選び方も解説
ノーブルホーム粋(SUI)には、今回紹介しきれなかった事例がまだたくさんあります。ぜひごらんください。
家を要塞化するメリット・デメリット

家を要塞化するにあたって必要な「防犯対策」「敷地内・室内を外から容易に見通せないデザインの工夫」を紹介してきましたが、要塞のような家は一般的な住宅とはまったく違うデザインになるため、「別のデザインを選択するべき?」と迷っている方もいらっしゃると思います。
家を要塞化する際にはメリット・デメリットがあるため、紹介します。
メリット
家を要塞化するメリットは、以下のとおりです。
- 侵入犯罪犯などに「防犯対策に関心の高い侵入しづらい家」という印象を与え、実際に侵入しづらい
- 外からの視線を気にせずに室内で過ごせる
- 重厚感・高級感のある外観デザインを実現しやすい
- 個性的な外観デザインを実現しやすい
デメリット
家を要塞化するデメリットは、以下のとおりです。
- 近隣の住民に「コミュニケーションを取りづらい」という印象を与える可能性がある
- 圧迫感を感じる外観デザインとなりやすい
- 多くの開口部を隠す設計の場合は、建築費用が高額になるケースがある
- 多くの開口部を隠すことで、採光・通風の確保が難しくなるケースがある
- 玄関鍵の紛失時に鍵修理業者でも容易に解錠できないため、玄関ドアの一部を破壊して対応する場合は玄関ドアを交換することになる
「要塞のような家」は家づくりにおいて多数派ではないため、設計時にデメリットに気づかず、住み始めてから後悔する場合があります。
ぜひ要塞のような家の施工実績が豊富な施工業者を選んで、家づくりを依頼してください。
茨城県で新築する家の要塞化をご希望の方は、ノーブルホーム粋(SUI)へお問い合わせください。
「防犯性能の強化」「高いデザイン性」のバランスが良い、洗練された家づくりのプランを提案いたします。
家を要塞化するデメリットを解消する方法

最後に家を要塞化するデメリットを解消する方法も紹介するので、参考にしていただけると幸いです。
- デザイン面のデメリット解消法
- 性能面のデメリット解消法
- 価格面のデメリット解消法
デザイン面のデメリット解消法
家を要塞化することで生まれる圧迫感・閉塞感は、木製の建材を使用すると和らぎます。
「木製格子を使用する」「軒天を木目のデザインにする」など、一定面積以上に木製の建材を取り入れてみてください。
性能面のデメリット解消法
家を要塞化するにあたって、開口部を最小限にするという選択をする場合もあると思います。
開口部が少ないほど自然光・自然風で室内環境を調整するのが難しくなるため、「断熱性・気密性・換気性」にこだわって家づくりをしましょう。
- 断熱性:冬に室内の暖かい空気を外に逃さず、夏に日射熱が室内に侵入するのを抑える性能
- 気密性:室内・屋外の空気が自由に出入りしない性能のことで、家の隙間を小さくすることで実現できる
- 換気性:空気を室内に取り込み、適切に循環させて屋外に排出する性能のことで、換気システムの選択によって窓を閉め切っていても適切な換気が可能となる
価格面のデメリット解消法
予算オーバーを防いで家づくりをするためには、施工業者へ予算を明確に伝えることが大切です。
家・外構ともに防犯対策の強化が必要なため、早い段階から外構も含めた設計・資金配分を施工業者へ依頼してください。
まとめ
新築する家の要塞化をご希望の方へ、防犯対策・外観デザインによって安全性・デザイン性の高い家づくりをする方法を紹介してきました。
家の要塞化は、ご家族の安全を守りながら室内で開放的に暮らせる家づくりに役立ちます。
今回紹介した情報を、家づくりに取り入れていただけると幸いです。